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毛ジラミ 1

毛じらみは、初めはチクチクというかゆみがあり、だんだんそのかゆみが強くなっていきます。かゆみの部分は陰毛部が多く、場合によっては腋毛やすね毛、眉毛やまつげのこともあります。

なかなか見つけにくいものですが、かゆさが続くようなら陰毛の毛根部をじっくり見てください。成虫は1㎜~2㎜くらいですので肉眼でも見えます。茶色の成虫はあまり動かず、同じ場所で吸血し続けます。楕円形の卵が産み付けられているのも見つけてください。

病院にいくのであれば皮膚科です。毛じらみが見つかった時はもちろんですが、強烈なかゆみがあったり、自分で毛じらみかどうか判断できない場合でも相談してみましょう。

はっきりと毛じらみだとわかった場合は、薬局でスミスリンパウダー・シャンプーを購入します。この薬は成虫には効きますが、卵には効きません。卵を見つけたときには成虫になるのをねらって使います。虫を殺すことのできる強い薬なので、用法用量をしっかり守ってください。

あまりのかゆさをこらえられず、すでに掻きむしりの傷になってしまっている場合は自己治療はあきらめて皮膚科を受診してください。   

毛ジラミ 2

性病の毛じらみといえば性的な接触により感染するものです。激しいかゆみがあります。毛じらみが陰毛の毛根部に寄生して吸血します。

下着に茶色いシミが点々と付くことがありますが、これは毛じらみの排泄物です。ですからこの排泄物の付着で毛じらみを発見できます。

毛じらみは男性、女性関係なく感染する病気です。最近、毛じらみになっている女性と性交渉した男性がかゆくなるというケースが増えています。症状も男性、女性関係なくかゆみが出て、毛に黒いものがあることで気付くことができますので、自分で判断せずに病院へ行って相談しましょう。

特に女性の場合は、毛じらみになっても病院を受診せず、薬局で市販されている薬で治そうとする人が多いようです。確かに性病での受診は恥ずかしいものです。気持ちはわかりますが、一時の恥がいやで病院へ行かずに症状が重くなってしまうことも珍しくはありません。もしかして…と思った時には、迷わず医師に相談することをおすすめします。

性行為での毛じらみの感染は予防が可能なのですから、できるだけ予防しましょう。
最近では10代での性病が以前に比べて大幅に増えているといわれています。正しい性に対する知識を持つことも大切です。  

毛ジラミ 3

毛じらみとはどんな病気なのでしょうか。

陰毛が直接接触して感染することがほとんどで、非常に激しいかゆみが生じます。性行為時の接触感染がほとんどですが、接触の多い母子間や、また、寝具やタオルなどの共有から間接的に感染することもあります。

ケジラミは体長1㎜前後のシラミの一種です。卵から成虫になり死ぬまで約1ヶ月程度のサイクルで、その間、メスは30~40個の卵を産みます。主に陰毛に寄生し、血を吸います。治すためには陰毛を全部剃ることが必要となります。寄生場所の毛を全部剃り切ることが確実なのです。ですが、無理な場合は薬用のシャンプーやパウダーで治療します。

性行為による感染症ですが、一般的に性行為感染症予防に有効と言われるコンドームは効き目がありません。性行為での陰毛が接触しての感染ですので、コンドームでは予防できないのです。

毛じらみの症状は、男女ともに同じような症状が出ます。感染部の激しいかゆみです。かゆみがあるのに湿疹が見られないのも特徴です。

下着にこげ茶色のシミが点々と付くことがあります。家族やパートナーに簡単に感染するので、速やかな処置が必要です。   

毛ジラミ 4

最近陰毛の辺りが痒い、毛じらみを疑ってしらみを探してみた、虫はいない、セックスはしていない、なぜ…? 

毛じらみは性行為で感染することが多い疾患ですが、それだけとは限りません。実際、診療所を訪れる患者さんの中には、会社の仮眠室で下着だけで寝ていたという人、ゴルフ場の風呂場が怪しいなどという声も聞かれます。

感染場所がどこであれ、毛じらみは感染してからしばらくの間(メスが交尾して卵を産むまで)は毛じらみの寄生を見つけるのは困難です。幼虫がふ化するまで1週間、幼虫が第1回目の脱皮をするまでに5~6日、ここまでくればかなり数は増えて見つけやすくなってきます。約2週間観察するのが得策といえます。

勇気を持って剃毛しましょう。陰毛を全部剃ることです。成虫が生息できない環境を作ればよいのです。卵を陰毛に産み付けられないようにすればよいのです。

それが無理なのであれば、まず、目の細かい櫛で、陰毛を丹念にすいてみましょう。陰毛に付着した卵を除去することが目的です。

また、殺虫剤を使う手段もあります。シラミに有効な薬で、商品名をスミスリンパウダーといいます。3日に1回、陰毛部に散布して成虫を殺虫します。2週間くらいかけて、4~5回続けてみてください。

新しく出たスミスリンLシャンプーは卵にも効果があり、パウダータイプよりも簡便に使用できます。どちらも市販されています。オイラックス軟膏を補助的に使うとより効果的です。