毛じらみは医師に相談する
毛ジラミの診療科目は「皮膚科」か「性病科」になります。ケジラミは1o程度の大きさの寄生虫で、肉眼で確認できます。潜伏期間は2〜5日で、陰毛の毛根部分に寄生して、その部分の皮膚から吸血します。非常に激しいかゆみが出るのが特徴です。このケジラミの排泄物は茶色く、下着に付いていることで発見することもできます。
毛ジラミの感染の原因は、毛ジラミを持っている人とのセックスなどの性交渉です。また、タオルや衣類、寝具類などの共有により、まれに感染することもあります。毛じらみは卵を検出することにより確認できます。また、成虫であっても肉眼で確認できますので、診療時に診断することができます。治療法は、陰部を剃毛(陰部の毛を全て剃る)してから、軟膏を塗布することです。スミスリンパウダーやスミスリンシャンプーの使用も効果的です。しかし、卵の状態ではスミスリンの効果はあがりませんので、1週間程度間隔を取って、数回行う必要があります。
まずは自分で判断せず、毛ジラミの治療は医師に相談し、治療に取り組むことをおすすめします。受診すれば毛じらみを駆除する薬での治療が受けられます。細かな検査も必要ありません。医師が卵や虫を見つけてくれます。とにかく医師の指示に従って、徹底的に治療することが賢明です。