毛じらみは、初めはチクチクというかゆみがあり、だんだんそのかゆみが強くなっていきます。かゆみの部分は陰毛部が多く、場合によっては腋毛やすね毛、眉毛やまつげのこともあります。
なかなか見つけにくいものですが、かゆさが続くようなら陰毛の毛根部をじっくり見てください。成虫は1o〜2oくらいですので肉眼でも見えます。茶色の成虫はあまり動かず、同じ場所で吸血し続けます。楕円形の卵が産み付けられているのも見つけてください。
病院にいくのであれば皮膚科です。毛じらみが見つかった時はもちろんですが、強烈なかゆみがあったり、自分で毛じらみかどうか判断できない場合でも相談してみましょう。
はっきりと毛じらみだとわかった場合は、薬局でスミスリンパウダー・シャンプーを購入します。この薬は成虫には効きますが、卵には効きません。卵を見つけたときには成虫になるのをねらって使います。虫を殺すことのできる強い薬なので、用法用量をしっかり守ってください。
あまりのかゆさをこらえられず、すでに掻きむしりの傷になってしまっている場合は自己治療はあきらめて皮膚科を受診してください。